単層タップをオリジナルで革材から作りたいというのはタップを開発するにあたり当初からあったのですよね。
ただ革が手に入らない。
モーリタップの発売からその問題は積層タップの登場により単層から積層へと様変わりしていきました。
本来タップに必要な革材の厚みとしては最低でも10mm以上は欲しいのですね、それを加工して締めて等の工程を経てタップの形になるのですが、とにかく厚くて良質な革材というものが手に入らないのです。
その足りない厚みと革質の部分を補填することができるのなら単層タップとしてもまだまだ充分に可能性はあるのでは?
それはもう何かを足してやるしか無いですね?
年内にはイケるのか?
来年になるのか?
まだまだ始めたばかりの試みです。
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切り出して整形された状態のタップ
先ずは革そのもの何も加工しない状態からのテストを行っていきます。
それにより何が足りないのか?
何を補填するべきなのか?
硬度と反撥性能、手玉にあたった際のグリップ、チョークとの相性等を今後探る所から独自性を持っ単層タップに仕上げれたらと思ってます。
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取り付けた直後のタップ
“独自性の追求”というお話
では又!